週末おふろぐ

休みの日にお風呂に行った備忘録。

#18 せいしゅん

清春

(中野区)

 

食卓ではちびまる子ちゃんが始まったのだろうか。日が沈み始めた頃、私は身体を湯船に沈めた。温度は高すぎず、低すぎず、41度とちょうど良い。最近設置された露天風呂も外気が入って心地よい。ボディソープとシャンプーは設置されている。身体を清め、いざサウナへ。

サウナ内は狭くはなく、広くもなく、温度は若干高めで快適。

頭と股間を過度に熱するのは良くないことを最近知ったので、頭に水で濡らしたタオルを被り、股間には身体を洗うタオルを濡らして置いた。

湯船に浸かり身体を温めてから身体を完全に拭き、タオルを頭から被ってサウナに入ると、汗の出がいつもの倍くらいになった。とことん保温性が高まり、汗がドバドバ出てくる。先週サ道に出てきたサウナハットを買う日は近い。

さて、いよいよ水風呂へ。
「数々の冷たいと言われた水風呂に入ってきたが今回はどんなものか‥」と、左足を入れたその瞬間、、、

「ォッツ」
声が漏れてしまった。例えるとあの、スノボで派手に転んで雪が完全に服の中へ入った感じ。普段の水風呂ならじわわわわわわ〜っとなるところを、この水風呂は「パキパキパキパキパキパキ」と瞬間冷凍されていくようだった。「じっとしていたら慣れるのでは?」と思ったが無念、耐えられないほど冷たかった。温度計を見ると、「12度」
そう、通常の水風呂より10度も低かったのだ‥笑
ただこの刺激は非常に快感だった。痛いけど気持ちいい、苦しいけど快感。ドMのドMによるドMのための水風呂はやめらない。ぁあああん!おおおおおおん、んんムムフフフッッッってなる冷たさだった。
そのキンキンに冷えた身体をじっくり包み込む温もり溢れる銭湯は格別だった。

 

2019.8

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