週末おふろぐ

休みの日にお風呂に行った備忘録。

#9 月がきれい

月の湯

(中野湯)

 


観音湯に行こうと幡ヶ谷駅で降りて向かったが、まさかの休み。北へ15分ほど歩いたところにある月の湯へ。由緒正しき番台式のカウンターに座る奥さまに入浴料を払って服を脱ぐ。

中には大きな浴槽、小さな浴槽、そしてプレハブの掘っ建て小屋みたいなのがある。大きな浴槽は全体にバイブラが施され、熱さをより感じさせる。小さな浴槽は日替わりの入浴剤が入っており、この日は茶色い漢方の薬剤(名前は忘れた)が入っていた。

気になるのが掘っ建て小屋だ。
微かに読める説明書きには、「低温サウナ」と書いてある。キーっと扉を引く。中は4人入ると狭いくらい広さ、そしてサウナらしき木の椅子。温度計は55度とサウナと呼ぶには低すぎる温度。電気式のヒーターで室内を温めている。イベントスタッフのバイトの休憩室のような、テントにストーブ置いただけ、みたいな感じだ。 息苦しさは全く感じず、じーっと15分間温まる。この感触、、「岩盤浴に似ている!!!!」 プレハブ小屋の中で木の椅子に座り、ただのヒーターに温められる。石でなくても、寝そべらなくても気持ちいい。「板盤浴」の発見である。

水風呂は無いので、水シャワーを脳天からザバっと浴びる。ほんのり赤くなった肌が愛しい。愛しさと切なさと心強さと部屋とYシャツと私

 

2019.12

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