就職、上京、銭湯にハマる
2019年2月。
4年間住み慣れた神奈川の山奥にある大学付近から、
就職を機に東京の杉並区に引っ越した。
大学時代東京へは電車で何度も行ったことはあったが、
住むのは初めてで、とてもワクワクした。
新宿や渋谷に10分前後で行ける利便性の高い駅。
駅周辺はそこそこ賑わう商店街がある。
土日には子供の声が聞こえるグラウンド、
たくさんのランナーが沿道を走る善福寺川。などなど。
第一印象は「とても住みやすそう」
入居初日。片付けを終え、
「さてシャワーでも浴びるか」とユニットバスへ入る。
しかし出ない、お湯が出ない。
部屋の管理会社へ問い合わせると、
お湯を沸かす装置を始動させる手続きをしないといけないらしい。
でも早く引っ越し作業でべたついた体を洗い流したい。
地図アプリで調べると、徒歩15分のところに銭湯があった。
「ここへいこう!」と足早に寒空の下を走った。
#1へつづく